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神勝寺 禅と庭のミュージアム
国際禅道場 執事 武田 忠法 氏 /
マネージャー 富永 健太 氏
マネージャー 富永 健太 氏
「守る」ことの大切さ
私たちの暮らしや環境は時代とともに大きく変わっていますが、どんなに変わっても昔のものに触れると日本人ならどこか安心感や懐かしさを感じるはずです。時代を経ようとも人間の本質は変わっていませんから。姿かたちは違っても人の中身は一緒で、これからも劇的に変わることはないでしょう。ですから、つくるより守ることのほうが大切です。でも守ることは難しい。文化の継承は頭ではなく体験して感じて覚えるもの。こうやって守るべきものの存在を知り、誰かが次世代につないでいくことは非常に尊いことだと思います。
(武田氏)
(武田氏)
日本独自の精神文化の継承に共感
「おかげさま」という言葉が好きで、禅の法話でもたくさん出てきます。自分を支えてくれるすべてに感謝する謙虚な心――。これも日本独自の精神文化を表したものだと思います。神勝寺では築約380年の古建築や復元した千利休の茶室など、開基当初から日本の文化継承に力を注いでいます。広い境内にはアートパビリオン≪洸庭≫などもありますが、大事にしているのは見た目の豪華さや規模ではなく、そこに根付く日本人のわびさびの心です。「HISTORY collabo ID」の取り組みも日本の心の継承を軸にされており、とても共感しています。今後も積極的に発信していただき、神勝寺として協力できることがあれば共に取り組みたいと思います。
(富永氏)
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(富永氏)
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