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橿原神宮(かしはらじんぐう)
宮司 久保田 昌孝
互いに思いやり助け合う道徳心、
先祖を敬う心は日本の根本
神武天皇の詔(みことのり)にあるように「正義の正を養う国づくり」が日本の素晴らしさです。正しさとは何か、突き詰めて考えますと道徳心に行きつきます。災害が起きたときには多くの方が被災地に心を寄せ、被災者同士で助け合い、自分たちのことは後回しにして高齢者や小さな子どもへの対応を優先する。国難といわれるような場面で相互に思いやり、助け合いができるのは、日本は道義国家であり道徳教育を行ってきたからでしょう。公共心や道徳心を育むことは学校教育で非常に大切ですし、もっと重要視するべきだとも思っています。それが「この地上に住むすべての人が一つの家族のように仲良く暮らせる世界をつくろう」とお述べになった神武天皇の「八紘為宇(はっこういう)」の御心につながると信じています。

また、時代が大きく変化していくなかで、今が暮らしにくいから何でも便利に簡単にといった思考になりがちですが、大切なのはご先祖がいて我々がいるということ。ここを十分に理解しておくことが日本という国においてとても重要だと思います。いにしえから続く日本の心、独自の文化を「HISTORY collabo ID」においても広めていただけることを期待しています。

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