Encouragement Messages応援メッセージ
フォトグラファー
竹内 裕二 氏
竹内 裕二 氏
暮らしの中で身近に触れることで、
伝統は未来につながっていく
伝統は未来につながっていく
フォトグラファーとして活動しながら、伝統工芸の新しい世界観を発信するイベント「DON’T YOU KNOW?」を手がけています。日本の各地にこんなにすばらしい伝統工芸やものづくりの世界があることを、日本の人にこそ知ってほしい。そんな思いを持つ一人として、日本の心を次世代へと紡いでいこうとする「HISTORY collabo ID」のコンセプトに共感します。
伝統工芸というと、古めかしい、格式が高くて気軽にはさわれない、というイメージがあるかもしれません。僕自身もかつてはそう思っていました。けれど工房を訪ねて職人さんと交流したり、実際に自分で使ったりして、考えはガラリと変わりました。例えば今は食洗器で洗える漆器もあって、気軽に普段使いできます。漆器は手触りや口当たりが良いのはもちろん、盛り付けた料理の味もよりおいしく感じるのは驚きでした。娘は漆塗りのスプーンがお気に入りで、ものの良さは幼い子にも理屈抜きに伝わるんだと教えられました。
アンバサダーとしてイベントに参加してくれたモデルの東原亜希さんも「子どもたちの代に良いものを残したい」という思いを話してくれました。そのためにも、大人が日常的に使って、生活の中で子どもが身近に良いものに触れられる機会をつくることが大切だと。彼女はそれを実践していて、僕も同じ考えです。
伝統的な技術や文化に実際に触れて、感じて、知っていく。そんな機会が毎日の暮らしの中にたくさんあって、それが積み重なってすばらしい技術や文化が次の世代に渡っていくのが理想だと感じます。「HISTORY collabo ID」の取り組みもそうした機会の一つになると思います。僕自身も、新しい伝統工芸の世界観を体感してもらえる場を、これからもつくりたいと思っています。
伝統工芸というと、古めかしい、格式が高くて気軽にはさわれない、というイメージがあるかもしれません。僕自身もかつてはそう思っていました。けれど工房を訪ねて職人さんと交流したり、実際に自分で使ったりして、考えはガラリと変わりました。例えば今は食洗器で洗える漆器もあって、気軽に普段使いできます。漆器は手触りや口当たりが良いのはもちろん、盛り付けた料理の味もよりおいしく感じるのは驚きでした。娘は漆塗りのスプーンがお気に入りで、ものの良さは幼い子にも理屈抜きに伝わるんだと教えられました。
アンバサダーとしてイベントに参加してくれたモデルの東原亜希さんも「子どもたちの代に良いものを残したい」という思いを話してくれました。そのためにも、大人が日常的に使って、生活の中で子どもが身近に良いものに触れられる機会をつくることが大切だと。彼女はそれを実践していて、僕も同じ考えです。
伝統的な技術や文化に実際に触れて、感じて、知っていく。そんな機会が毎日の暮らしの中にたくさんあって、それが積み重なってすばらしい技術や文化が次の世代に渡っていくのが理想だと感じます。「HISTORY collabo ID」の取り組みもそうした機会の一つになると思います。僕自身も、新しい伝統工芸の世界観を体感してもらえる場を、これからもつくりたいと思っています。





